仙北市議会 > 2018-03-13 >
03月13日-05号

  • "地震"(/)
ツイート シェア
  1. 仙北市議会 2018-03-13
    03月13日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成30年  3月 定例会          平成30年第1回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 平成30年3月13日(火曜日)午前10時開議第1 議案第2号 仙北市堆肥センター条例制定について第2 議案第3号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第4号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第5号 仙北市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第7号 仙北市手数料条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第8号 仙北市立保育園条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第9号 仙北市立幼保連携型認定こども園条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第10号 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第11号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第12号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第13号 仙北市農林業者等健康増進施設条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第14号 仙北市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について第14 議案第15号 仙北市営住宅条例の一部を改正する条例制定について第15 議案第16号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第16 議案第17号 仙北市担い手農地集積高度化促進事業分担金徴収条例を廃止する条例制定について第17 議案第18号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについて第18 議案第19号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れについて第19 議案第20号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについて第20 議案第21号 平成30年度仙北市一般会計予算第21 議案第22号 平成30年度仙北市集中管理特別会計予算第22 議案第23号 平成30年度仙北市下水道事業特別会計予算第23 議案第24号 平成30年度仙北市集落排水事業特別会計予算第24 議案第25号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計予算第25 議案第26号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計予算第26 議案第27号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第27 議案第28号 平成30年度仙北市介護保険特別会計予算第28 議案第29号 平成30年度仙北市生保内財産特別会計予算第29 議案第30号 平成30年度仙北市田沢財産特別会計予算第30 議案第31号 平成30年度仙北市雲沢財産特別会計予算第31 議案第32号 平成30年度仙北市病院事業会計予算第32 議案第33号 平成30年度仙北市温泉事業会計予算第33 議案第34号 平成30年度仙北市水道事業会計予算第34 議案第35号 平成29年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入額の変更について第35 議案第36号 平成29年度仙北市一般会計補正予算(第8号)第36 議案第37号 平成22年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第37 議案第38号 平成29年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第4号)第38 議案第39号 平成29年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)第39 議案第40号 平成29年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)第40 議案第41号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第41 議案第42号 平盛22年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)第42 議案第43号 平感29年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第43 議案第44号 平感29年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)第44 議案第45号 平成29年度仙北市田沢財産特別会計補正予算(第2号)第45 議案第46号 平成22年度仙北市雲沢財産特別会計補正予算(第1号)第46 議案第47号 平成29年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第47 議案第48号 平成29年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第48 議案第49号 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について第49 閉会中の継続調査について第50 閉会中の継続審査について第51 議案第53号 平成29年度仙北市一般会計補正予算(第9号)第52 議案第54号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第3号)第53 議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について第54 議員提出議案第2号 意見書の提出について(最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書)---------------------------------------出席議員(17名)      1番 佐藤大成君       2番 高橋 豪君      3番 熊谷一夫君       5番 平岡裕子君      6番 田口寿宜君       7番 大石温基君      8番 阿部則比古君      9番 黒沢龍己君     10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君      13番 小林幸悦君     14番 伊藤邦彦君      15番 真崎寿浩君     16番 八柳良太郎君     18番 稲田 修君     19番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(1名)      4番 門脇民夫君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長        門脇光浩君     副市長       倉橋典夫君  教育長       熊谷 徹君     病院事業管理者   進藤英樹君  代表監査委員    戸澤正隆君     総務部長      運藤良克君  地方創生・               市民福祉部長兼            小田野直光君              冨岡 明君  総合戦略統括監             福祉事務所長                      農林部長兼  観光商工部長    平岡有介君               浅利芳宏君                      総合産業研究所長  建設部長兼               会計管理者兼            佐藤龍喜君               伊藤一彦君  建設課長                会計課長                      医療局長兼  教育部長      渡辺久信君               高橋信次君                      医療連携政策監  危機管理監     加古信夫君     建設部次長     吉田 稔君  総務部次長兼              総務部次長兼            戸澤 浩君               大山肇浩君  総務課長                企画政策課長  市民福祉部次長兼            中村和彦君     総務部財政課長   草なぎ郁太郎君  市民生活課長---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦清人君     書記        藤岡 純君  書記        堀川貴吉君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) ただいま出席議員は17名で会議の定足数に達しています。これから本日の会議を開きます。 欠席の届け出は、4番、門脇民夫君です。 広報及び報道関係者の撮影を許可します。 昨日、議会運営委員会を開催いたしましたので、議会運営委員長の報告を求めます。2番、高橋豪君。 ◆2番(高橋豪君) おはようございます。 定例会最終日にあたり、追加提案の協議のため、3月12日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名で、門脇委員は欠席でした。 青柳議長には職務出席、また、荒木田副議長には委員外議員として出席いただき、オブザーバーとして熊谷議員、平岡議員が出席しております。 説明のための参与として、倉橋副市長、運藤総務部長戸澤総務部次長総務課長草なぎ財政課長が出席しております。 書記には議会事務局の藤岡補佐を任命し、職務出席として三浦議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、議員定数の削減に伴い、常任委員会の人数との整合性を図るため、委員会条例の改正について協議した結果、全会一致で本定例会へ提案することに決定しました。 また、本日の議事日程について慎重に協議した結果、当局から追加提案された予算関係2件及び議員提出議案条例関係1件と意見書関係1件、合計4議案を本日の議事日程に組み入れること、加えて議案の審議にあたり、委員会への付託を省略することを全会一致で確認、決定いたしました。 以上、議事運営には、御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議案第2号~議案第49号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、議案第2号 仙北市堆肥センター条例制定についてから日程第48、議案第49号 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてまでの各案を一括して議題とします。 以上の各案について、各委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長、3番、熊谷一夫君。 ◆3番(熊谷一夫君) おはようございます。 平成30年2月28日、総務文教常任委員会に付託になりました議案等につきまして、同年3月2日・5日・6日の3日間、午前10時から仙北市役所田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告をいたします。 出席委員は、3月2日・5日は6名全員、6日は荒木田委員が欠席で5名の出席でした。 説明のため参与として出席を求めたものは、戸澤代表監査委員熊谷教育長運藤総務部長小田野地方創生総合戦略統括監伊藤会計管理者会計課長戸澤総務部次長総務課長大山総務部次長企画政策課長芳賀総務部次長総合防災課長加古危機管理監石川総務部次長田沢湖地域センター所長雲雀総務部次長角館地域センター所長佐藤総務部次長西木地域センター所長草なぎ財政課長畠山税務課長渡辺教育部長茂木教育次長浦山教育次長高橋教育次長スポーツ振興課長朝水教育総務課長、浅利生涯学習課長、冨木文化財課長鈴木監査委員事務局長鶴田選挙管理委員会事務局長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局高階参事を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案13件と、継続となっておりました請願1件の計14件であります。 それでは、案件ごとに御報告を申し上げます。 議案第3号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第4号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 この議案は、市長、副市長、教育長の給与を4月から翌年の3月までの1年間、給与を減額するという内容で、毎年提出されております。このことについて質疑の主な内容は、1.給与については、附則で減額し続けることが常習化している。減額する根拠を示し、報酬等審議会に諮るべきではないか。 2.本則で減額しないことについては、どのような考えからか。 この質疑に対して、当局からは、1.来年度中に報酬等審議会を開いて、附則で限定的にするのか、本則で給与の額を決めるのか、金額を含めて意見を聞きたい。 また、報酬等審議会には、人口規模、財政規模などの詳細なデータを示し、金額を提示し、納得いただけるような根拠を出せるようにしたい。 2点目、今の減額は、市の財政事情と市の経済情勢から、できるだけ市の財政負担を軽減したいという市長の意向により、附則で期間を限定し、減額している。時限とせずに、本則で下げてしまうと、仮に、ほかの人が市長になった場合には、現市長の考え方で拘束してしまうことから、任期中は1年ごとに附則で対応しているとの答弁がありました。 討論では、賛成・反対の両討論があり、賛成討論として、このような条例を提案するときは、報酬等審議会を開き、民意を聞いて判断し提案していただきたいという意見を付して賛成するというものであります。 また、反対討論では、条例改正は、市長の権限により提案できるものであるが、本来、報酬等審議会を通して提案されるべきもので、報酬等審議会を経ていないことは、本来の提案の仕方ではないと考える。これを機に正しい提案の仕方に変えていただきたいと考え、反対するとの討論がありました。 本案につきましては、挙手による採決を行い、賛成多数で、原案を可とすべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第5号 仙北市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について この2つの議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第22号 平成30年度仙北市集中管理特別会計予算 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、今後の職員数の動向についての質疑があり、当局からは、今の事務・事業量を見ると、これ以上職員を減らすことは市民サービスの低下を招くとの市長の考えから、極端に職員を減らすことはしないとの答弁がありました。 この議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 議案第29号 平成30年度仙北市生保内財産特別会計予算、議案第30号 平成30年度仙北市田沢財産特別会計予算及び議案第31号 平成30年度仙北市雲沢財産特別会計予算 以上の特別会計予算につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 続いて、議案第37号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号) 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 議案第44号 平成29年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号) 議案につきましては、当局から詳細な説明がありました。 委員からは、歳入1款1項1目財産貸付収入で平成29年度の収入の見込みと滞納繰越分の処理についての質疑がありました。 当局からは、現年度分の収入見込みについては、1,612万6,000円で、未収の発生する見込みはないと思っている。 また、滞納繰越分の処理については、財産区管理会でも議論されており、新年度で収納推進課ができればお願いすることも考えられている。管理会では、不納欠損をしながら実際の問題として、回収の見込みのない負の財産をなくしていきたいという考えで協議している。 また、収納推進課に引き継いだ場合、どうしても回収できないものについては、他の部署と足並みをそろえて議会に提示して、処理していきたいと考えているとの答弁がありました。 議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第45号 平成29年度仙北市田沢財産特別会計補正予算(第2号)及び議案第46号 平成29年度仙北市雲沢財産特別会計補正予算(第1号) 各案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 議案第49号 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更について 議案につきましては、当局から詳細な説明があり、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定をいたしました。 次に、継続審査となっておりました平成29年請願第6号 請願書 国道105号線沿線に『道の駅』をにつきましては、さらに慎重な審査が必要とされ、継続審査とする申し出をしておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。13番、小林幸悦君。 ◆13番(小林幸悦君) おはようございます。 平成30年2月28日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案について、3月2日、同月5日と6日の3日間、午前10時より仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 3月2日の出席委員は、田口副委員長、門脇委員阿部委員、私の4名で小田嶋委員が欠席。3月5日と6日の出席委員は、田口副委員長、阿部委員、私の3名で門脇委員小田嶋委員は欠席でした。 説明のため出席を求めた参与は、冨岡市民福祉部長高橋医療局長中村市民福祉部次長市民生活課長浅利市民福祉部次長社会福祉課長佐藤市民福祉部次長兼保健課長、長松谷子育て推進課長、浅利長寿支援課長包括支援センター所長草なぎ環境保全センター所長、竹下にしき園事務長菅原医療局次長角館総合病院事務長藤村田沢湖病院事務長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局藤岡補佐を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案13件であります。それでは案件ごとに御報告をいたします。 初めに、議案第8号 仙北市立保育園条例の一部を改正する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 仙北市立幼保連携型認定こども園条例の一部を改正する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員から、今後、市内の「こども園」と「保育園」は全て「はなさき仙北」で運営していくことになるのかとの質疑に対し、当局からは、平成32年度を目途に「にこにここども園」と「桧木内こども園」と4月からこども園になる予定の「角館こども園」を「はなさき仙北」へ移行。その後、角館にある3つの保育園「白岩小百合」「角館西」「中川」は、いずれは法人移行と考えているが、時期については、これから検討する段階であるとの答弁があり、さらに委員から、今後、「はなさき仙北」での運営になれば、市の保育士の扱いはどうなるかとの質疑に、当局からは、「はなさき仙北」の運営にあたっては平成30年度まで市の職員を派遣するという計画であったが、今後の方向性が平成32年度までになることから、「にこにこ」と「桧木内」、「角館」を「はなさき」に移行する場合も、子どもたちへの影響が心配なので、環境を大きく変えずに、今後も市の職員の派遣が続くと思っている。また、角館地区の3園の法人移行時期が未定なので、そちらで働くという受け皿もあるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 仙北市保健施設条例の一部を改正する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 仙北市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、委員からは、平成30年度より国保事業は県の運営になり、本市の収納率が悪い中、主体が変わることにより、気持ちが緩み、さらに収納率が悪くなるということは考えられないかとの質疑に対し、当局からは、県の国保運営審議会では収納率94%と示されている。むしろ気を引き締めないと示された納付額を納められなくなるとの答弁があり、さらに委員からは、非常に高い設定の収納率であるが、基準をクリアできなかった場合のペナルティなどはあるのかとの質疑にペナルティはないが、基金などを取り崩して補填し、納付する形になるとの答弁がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 仙北市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について。 議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 本案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計予算から議案第28号 平成30年度仙北市介護保険特別会計予算までの各議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 各案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 平成30年度仙北市病院事業会計予算。 議案については、関係当局の詳細な説明があり、委員からは、新年度の角館総合病院外来予定患者数が1万1,712人と大幅に減少しているが、理由は何か。との質疑があり、当局からは、新病院になって外来のリハビリテーションを減らし、入院患者の回復期と地域包括ケアリハビリテーションの業務をふやし、収益を上げたいという目的があるとの答弁があり、また他の委員からは、一般会計からの操出基準の見直しを行ったが、一般会計も非常に苦しい状況であり、希望の繰入額に満たない年も出てくる可能性もあると思う。そのときの将来的な見通しも検討しているのかとの質疑に対し、当局からは、操出基準のルールを決めたが、この後、未来永劫そのままかというと決してそうではない。財政事情病院事業を勘案しながら、ルールを固定せず毎年見直しをし、財政事情に合わせた操出措置をいただくものである。今までも希望する額を満額支援していただいたことはないので、今の経営状況とあわせて今後も将来的な病院事業の運営について検討していくとの答弁がありました。 本案については、反対の立場から、本市の医療行政のあり方、接遇、医療局の改革などの実現が不可能な消極的予算である旨の反対討論。一方、賛成の立場から、財政的に危機感を持ち、将来を見据えた病院のあり方、地域包括ケアシステムとの連携などを再考するよう意見を付した賛成討論があり、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決により、原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第41号 平成29年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算第3号から議案第43号 平成29年度仙北市介護保険特別会計補正予算第2号までの各議案については、関係当局の詳細な説明がありました。 各案は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定しました。 次に、議案第47号 平成29年度仙北市病院事業会計補正予算第1号。 議案については、関係当局の詳細な説明があり、質疑の後、業務予定量の目標設定にははるかに及ばない補正である旨の反対討論があり、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決により、原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) おはようございます。それでは、産業建設常任委員会の報告をさせていただきます。 平成30年2月28日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、3月2日・5日及び6日の3日間、いずれも午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3月2日は平岡副委員長、高橋委員、真崎委員、八柳委員と私の5名が出席しております。伊藤委員は欠席しております。3月5日と6日は6名全員が出席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、浅利農林部長、八柳農林部次長兼農山村活性課長、三浦総合産業研究所長、平岡観光商工部長、阿部観光商工部次長兼観光課長、佐藤国際交流推進室長、大山商工課長、柏谷角館樺細工伝承館長、佐藤建設部長兼建設課長、吉田建設部次長、西宮上下水道課長、浅利農業委員会事務局長、ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局堀川係長を任命しました。 案件は、本会議において付託されました議案20件であります。 それでは、御報告いたします。 産業建設常任委員会からの委員会審査報告書をごらんください。 初めに、審査の結果から申し上げます。 議案第2号 仙北市堆肥センター条例制定についてから議案第48号 平成29年度仙北市温泉事業会計補正予算第2号までの20件については、関係当局より詳細な説明を受け、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、主な審査の内容について御報告いたします。 議案第2号、仙北市堆肥センター条例制定について報告します。 議案については、国の補助事業「畜産環境総合整備事業」で建設の「仙北市堆肥センター」を公の施設として設置するため、地方自治法に基づき条例を制定すること。畜産環境の改善と資源循環型農業を図ることを目的としており、条文の詳細及び平成30年度の管理運営について関係当局より説明を受けました。当面は直営で管理運営を行うこととし、平成30年度は臨時職員2名を雇用する。販売価格については、堆肥の成分分析結果と周辺の同様施設での販売価格を参考に、規定で定めることの説明を受けました。 委員からは、平成30年度における搬入の際の使用料についての質疑が出されております。それに対し、2トン車2,000台程度、4トン車500台程度として想定しているが、初年度の営業となることから、試験期間等を考慮し、当初予算には想定した60%を見込んでおり、約155万円を当初予算へ計上しているとの答弁がありました。 議案第2号に対する討論では、賛成の立場から、地域の農業振興に大いに寄与できる施設となることを期待するとの討論がありました。 次に、議案第16号 仙北市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを報告します。 議案については、平成29年度において卒田地区と山谷川崎地区の未普及地域の解消のための事業認可の変更業務を委託しており、整備区域として編入するための改正である。 なお、山谷川崎地区については、平成27年度に一部を加えていることから、今回は表示してはいない。関係当局より詳細な説明を受けました。 議案第16号に対しての討論では、水は命の根源であり、仙北市内各所において水で困っている地域もある。今回、一歩前進した部分もあるが、引き続き今後も未普及地域解消に向け、しっかり進めていただきたいとの討論がありました。 次に、議案第33号 平成30年度仙北市温泉事業会計予算について報告します。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 説明の中で、収益的支出の営業費用のうち、温泉使用料を2,449万9,000円として計上しており、債務負担行為のとおり、塚本總業との契約に基づき1日9キロリットル当たり税込み1万4,040円を支払うもので、平成38年3月31日までの契約となっていること。 資本的収入及び支出が大幅に減額となった理由として、配湯管の工事が終了したことに伴うとの説明を受けました。 議案第33号に対する討論では、賛成の立場から、温泉事故が起きて間もなく3年になる。ことしは雪が深く、点検作業などの業務にあたる人も難儀されていることと思う。温泉事業に限ったことではないが、業務において、決して事故等起きないよう十分留意され、安定供給に向け、業務に携わっていただきたいとする討論がありました。 次に、議案第34号 平成30年度仙北市水道事業会計予算について報告します。 議案については、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、次のような質疑が出されております。 1点目、漏水調査業務委託について。 2点目、老朽化する管路更新の必要性について。 これらの質疑に対し、当局からの答弁は次のとおりであります。 1点目として、管路台帳をもとに管路を一歩ずつ歩いて、耳で音を聞きながら漏水していないかを確認する業務である。約50キロメートルを予定するもので、競争入札により、業務委託するものである。 2点目として、昨年12月、角館町内で漏水が発生した。そこは、少なくとも20年以上前に整備されたものである。管路については、更新が必要となってきているが、それ以上に浄水場など施設の更新が急を要することから、優先して進めているところである。角館浄水場電気計装盤工事なども、古くなったものを更新するもので、耐用年数が20年であるが、既に40年以上経過した機器である。これを優先し、3年から4年かけて整備する計画である。建物自体は、耐震調査の結果、大丈夫とする判定であり、新たに建て直す必要はない。機器類やポンプ、配電盤などの設備を更新し、長寿命化を図りたい。水道事業において、5年に一度、水道事業基本計画を策定しており、次回は平成32年度に改めて策定する予定である。その際、これまで行われなかった古い機器の更新や管路の更新なども考慮し、基本計画を策定する予定である。 以上のような答弁がありました。 議案第34号に対しての討論では、賛成の立場から、2人の委員から次のような内容の討論がありました。市内における水道未普及地域の解消に向け、できるだけ迅速な対応を求めるものである。また、老朽化している水道管についての対応も同時に進める必要がある。その点について要望を申し上げ、本件は賛成するとの討論がありました。 以上をもって、産業建設常任委員会の報告をさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算常任委員長の報告を求めます。12番、安藤武君。 ◆12番(安藤武君) おはようございます。それでは、予算常任委員会から報告をいたします。 議員各位には、審査の経過及び結果については御承知のことと思いますので、要点のみ抜粋して報告させていただきます。 2月28日に予算常任委員会へ付託された議案第21号 平成30年度仙北市一般会計予算及び議案第36号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第8号につきまして、2月28日・3月9日及び同月12日の3日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は、2月28日は16名で小田嶋委員が欠席、3月9日及び同月12日は15名で、門脇委員小田嶋委員が欠席でした。 青柳議長には、3日間とも職務出席をいただきました。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、進藤病院事業管理者戸澤代表監査委員運藤総務部長小田野地方創生総合戦略統括監冨岡市民福祉部長、平岡観光商工部長、浅利農林部長、佐藤建設部長、高橋医療局長渡辺教育部長加古危機管理監戸澤総務部次長総務課長大山総務部次長企画政策課長中村市民福祉部次長市民生活課長、吉田建設部次長草なぎ財政課長、ほか関係職員です。 会議の書記は、議会事務局の高階参事、藤岡補佐、堀川係長を任命いたしました。 2月28日には、議案質疑の後、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を本委員会の各分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査をすることを決定いたしました。各分科会の審査は、3月2日、同月5日から6日までの3日間です。したがって、審査期間は、分科会審査も含め、延べ5日間であります。 初めに、議案第21号 平成30年度仙北市一般会計予算について御報告をいたします。 分科会の審査報告から、主な事項を抜粋して報告いたします。 初めに、総務文教分科会です。 収納対策について。 秋田県内では最下位の税の徴収率を改善するため、新たに「収納推進課」を組織して、まずは全県の平均収納率を目指す。収納推進課には、滞納整理機構で学んできた徴収経験のある職員や意欲のある徴収員を配置したい。徴収にあたっては、税の公平という大原則に基づき、臨戸訪問を中心に行うが、悪質な滞納ケースに対しては、預貯金や財産等の調査をして、覚悟をもって当たる。この場合、苦情も想定されるが、しっかりと対応していく。 次に、市民福祉分科会です。 医療局の予算について。 これまで、医療局の経費は、両病院が負担する形で措置されている。しかし、両病院の経営自体が厳しく、平成26年度の累積欠損金の発生により、一般会計から支援をいただいてきた経緯がある。会計上、医療局自体に収入がないため、どうしても病院の会計や一般会計から負担をいただかなければ運営できないことから、新年度からは、新たに一般会計で予算措置をする。 最後に、産業建設分科会です。 1、通農体験・農業定住事業について。 市町村振興宝くじの収益金を活用した事業である。首都圏で暮らす退職後のシニア世代を対象に、秋田新幹線を利用して、本市での農業体験ツアーを募集するという新規事業であります。農業体験から、将来の移住に結びつけたいという狙いもあります。 JRとの協賛事業で、ツアーは7月、9月、11月を計画している。この事業は、JR東日本秋田支社からの提案で、東北では初めての試みである。ツアー代金は、1人当たり4万3,800円。このツアーを受け入れる農家民宿には、宿泊料、農業体験料、食事代金等で1人当たり1泊2日分として1万2,000円が支払われるという事業である。 2、急傾斜危険区域工事について。 市内で急傾斜危険区域に指定されている箇所22カ所のうち20カ所が整備済みである。未整備の2カ所は、水ノ目沢と細越であるが、細越の保全対象4戸については進めている。水ノ目沢は、用地に課題があり、まだ着手できていないが、県振興局へ整備に向けて働き続けたい。 次に、議案第36号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第8号について。 各分科会報告から、主な事項を抜粋して報告いたします。 初めに、総務文教分科会です。 生活バス路線対策費256万円についてであります。 羽後交通のバス路線のうち、田沢湖1周線は、乗車人数が700人ほど増加したため、補助金が減少しているが、その他の路線は、乗車人数が大幅に減少したことから補助金を増額するものである。今後、多くの路線で利用者が減少していくことは明白なので、近い将来、抜本的な対策が必要である。 次に、市民福祉分科会です。 病院事業会計補助金2億4,308万8,000円について。 国の交付金の確定に伴い、毎年3月精算による補正である。 主な追加は、新病院の移転経費と移転に伴う収入減の補填、約3億円の2分の1の約1億5,000万円で、そのほかは一般的な精算に伴うものである。 医療局は、平成26年度に9,000万円を超える累積欠損金となり、毎年1,000万円の繰り入れをいただき、少しずつ欠損金の解消をしてきたが、病院事業全体の資金不足比率が10%を超えたことで、今回、医療局分の欠損金を一気に前倒しをして解消するための補正である。 最後に、産業建設分科会です。 1、担い手確保・経営強化支援事業費補助金2,324万8,000円について。 国からの補正に伴い、西木地区1カ所のライスセンターの能力強化を図るための補正である。市内のライスセンターは、田沢湖地区3カ所、西木2カ所、角館1カ所の計6カ所があるが、この度、農地集積を図ることから、現在の50ヘクタール規模から75ヘクタール規模とするため、乾燥機、籾摺り機、精米機の更新が主な内容である。 2、雪寒地域建設機械整備費等の減額についてであります。 国庫補助金の低配分に伴い、除雪ドーザーの購入を見送ったための減額である。また、同じ理由で、社会資本整備総合交付金に係る事業費も減額している。除雪ドーザーの購入を見送ったことにより、除雪自体には支障はなかったが、工事に関しては、単年度の完了を目標にしていた赤平橋の補修を2カ年に分け、また、観光線、荒屋敷下延線、栃木六本杉線の舗装を見送ることになった。 各分科会報告の概要は、以上であります。 討論では、賛成の立場から、次に要約される討論がありました。 税と社会保障の個人情報を国が一括管理することによるプライバシー漏えいなどが心配される「社会保障・税番号制度システム整備費585万5,000円」の制度自体は、受け入れがたい予算である。しかし、市民の安全な生活環境整備の充実を図るための予算は、歓迎すべき内容である。 平成30年度は、米の直接支払いの交付金廃止に伴い、農家経済への影響が心配される中で、堆肥センターの有機肥料の活用、中山間地域の区画整理事業への補助、畑作園芸等への補助などの農家支援策は、やがては道の駅、農産物直売所の実現に向かうことを期待する。 市民の多くは、大きな事業展開と合わせて、市民の暮らしを応援することになる生活環境の整備を望んでいる。昨年からの「がん患者への補正具の購入補助」に加え、はり・きゅう等の施術助成を見直し、改善を図ってきたことや、市民の健康増進・健康寿命の延伸に向けたポイント制の実現への取り組みなどは評価できる。 一方で、生活道路のふぐあいは、市民の生活に不便となるばかりか、対外的にも本市の印象を悪化させる最たるもので、道路の維持補修費の確実な執行を期待して、本案に賛成する。 以上の討論の後、採決の結果、議案第21号 平成30年度仙北市一般会計予算及び議案第36号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第8号は、全会一致で、原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上で、予算常任委員会の審査の経過と結果について、報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 予算常任委員会は議長を除く議員全員で構成する委員会ですので、質疑は省略をいたします。 以上で、予算常任委員長の報告を終わります。 これで各常任委員長の報告を終わります。 これから討論を行います。 日程第1、議案第2号 仙北市堆肥センター条例制定についてから日程第24、議案第25号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計予算までの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 日程第25、議案第26号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。 通告により発言を許します。5番、平岡裕子さん。 ◆5番(平岡裕子君) 議案第26号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計について、反対の立場から発言をいたします。 平成30年度は、第2期国保事業運営安定化計画の最終年度となり、医療分、支援金分、介護分の課税率を据え置き、被保険者の負担軽減に努めておられることを、まず評価いたします。 4月から国保運営が県に移行し、市では事業費納付金の確保が必要となります。納付金の確保のために課税額が増加する場合は、基金等の活用により適正な運営が求められます。基金の残額は、今年度末で9,100万円ほどと伺っております。県に運営が移行しても、賦課徴収の権限は市にあります。予備費は基金と同等に考え、対応しやすいとの見解であるようですが、予備費2億5,585万4,000円の財源は、被保険者の医療費の抑制からとすれば、今後の運営のために基金の積み立ての増額を図るべきではないかと考えます。市民の命と健康を守る国民皆保険の趣旨からすれば、予備費や基金に頼ることなく、県としても国保税負担軽減のために繰り入れをすべきではないでしょうか。 以上のことを申し上げまして、この議案に対しては反対するものであります。 討論を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 5番、平岡裕子さんの討論を終わります。 これで議案第26号に対する討論を終わります。 日程第26、議案第27号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第48、議案第49号 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部の変更についてまでの各案に対する討論を一括して行いますが、通告がありませんので討論なしと認めます。 以上で、各案に対する討論を終わります。 11時10分まで暫時休憩します。                             (午前10時56分)---------------------------------------
    ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時10分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) これより採決を行います。 日程第1、議案第2号 仙北市堆肥センター条例制定について及び日程第2、議案第3号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを一括して採決します。 以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第4号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。 起立採決にあたり、お諮りします。起立しない方は反対とみなすことに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、起立しない方は、反対とみなすことに決定しました。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立少数です。したがって、本案は否決されました。 日程第4、議案第5号 仙北市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第24、議案第25号 平成30年度仙北市浄化槽事業特別会計予算までの各案を一括して採決します。 以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第25、議案第26号 平成30年度仙北市国民健康保険特別会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第26、議案第27号 平成30年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算から日程第30、議案第31号 平成30年度仙北市雲沢財産特別会計予算までの各案を一括して採決します。 以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第31、議案第32号 平成30年度仙北市病院事業会計予算を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第32、議案第33号 平成30年度仙北市温泉事業会計予算から日程第45、議案第46号 平成29年度仙北市雲沢財産特別会計補正予算第1号までの各案を一括して採決します。 以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りをいたします。以上の各案は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。 日程第46、議案第47号 平成29年度仙北市病院事業会計補正予算第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第47、議案第48号 平成29年度仙北市温泉事業会計補正予算第2号及び日程第48、議案第49号 大曲仙北広域市町村圏組合規約の一部変更についてを一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は可決です。 お諮りをいたします。以上の各は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、以上の各案は、各委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第49、閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会運営委員長から、議会運営のための調査事項について、会議規則第111条の規定によって、お手元に配付した申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(青柳宗五郎君) 日程第50、閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務文教常任委員会から、委員会において審査中の請願第6号 国道105号線沿線に道の駅をについて、会議規則第111条の規定によって、お手元に配付した申し出のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りをいたします。総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査にすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、総務文教常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第53号の上程、説明、質疑、討論、表決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第51、議案第53号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第9号及び日程第52、議案第54号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算第3号を一括して議題とします。 それぞれの説明を求めます。運藤総務部長。 ◎総務部長(運藤良克君) 議案第53号の提案理由を御説明いたします。 別冊の平成29年度仙北市一般・特別会計補正予算書をお開きください。 1ページをお開きください。 議案第53号 平成29年度仙北市一般会計補正予算(第9号)は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,650万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ200億6,307万4,000円とするものです。 第2条は、繰越明許費の補正です。 3ページ、第2表、繰越明許費補正をごらんください。 記載の4事業を国の補正予算などの関係で年度内の事業完了が見込めないことから、それぞれ事業を繰り越すものでございます。 次に、5ページからの事項別明細書で内容を説明いたします。 歳入は、17款1項1目の説明欄、財政調整基金繰入金1億7,650万円を補正財源として追加するものです。 歳出は、2款1項1目の説明欄、職員給与費307万7,000円の追加は、1月末の早期退職による秋田県総合事務組合への特別負担金の追加となります。退職手当につきましては、本来3月31日で退職した場合、翌年度支払いということで当初予算に負担金を盛り込むわけですけれども、今回1月末の退職ということで、3月補正予算の精算に間に合わなかったため、今回追加でお願いするものでございます。退職金の内訳ですけれども、普通負担金と特別負担金がございまして、普通負担金は総合事務組合が負担するものでございますが、特別負担金につきましては退職手当組合の各市町村ごとに事情が違いまして、調整額というものがございます。この部分について特別負担金で各市町村ごとに納めることになってございます。そのため、今回追加でお願いするものでございます。 次に、7款1項3目の説明欄、観光施設維持管理費305万円と駐車場管理運営費262万3,000円の追加ですが、これは田沢湖高原、田沢湖畔、角館地区の観光施設駐車場の除雪経費の追加による補正でございます。 8款2項2目冬期交通対策費1億6,700万円の追加は、豪雪による除雪経費の増による補正でございます。 14款1項1目予備費に75万円を追加するものでございます。 次に、9ページをお開きください。 議案第54号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第3号)は次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ307万7,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ36億6,694万8,000円とするものでございます。 12ページをお開きください。 事項別明細書で御説明いたします。 歳入歳出とも2款の集合支払関係の補正でございます。職員給与費に307万7,000円の追加でございます。これは先ほど一般会計で御説明いたしました早期退職による総合事務組合負担金の増による補正でございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 質疑を行います。 初めに、議案第53号について、質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第54号について質疑ございませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第53号及び議案第54号については、会議規則第39条3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第53号及び議案第54号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 初めに、議案第53号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議案第54号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。日程第51、議案第53号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第9号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第53号 平成29年度仙北市一般会計補正予算第9号は、原案のとおり可決されました。 日程第52、議案第54号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算第3号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。          (賛成者起立) ○議長(青柳宗五郎君) 起立多数です。したがって、議案第54号 平成29年度仙北市集中管理特別会計補正予算第3号は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第53、議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を補正する条例制定について及び日程第54、議員提出議案第2号 意見書の提出についてを一括して議題とします。 それぞれの提案理由を求めます。 議員提出議案第1号、について2番、高橋豪君。 ◆2番(高橋豪君) 議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明をいたします。 仙北市議会委員会条例(平成17年仙北市条第189号)の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとするということです。 次のページですけれども、この委員会条例ですが、仙北市議会委員会条例の一部を次のように改正する。 第2条第1号中「7人」を「6人」に改め、同条第4号中「18人」を「17人」に改めるということで、この条例は平成30年5月1日から施行するということです。 次期改選で議会議員の定数が現在の19名から1名減じられまして18名となることによりまして、総務文教常任委員会、現在の委員会の人数が7人から6人ということで、それから予算常任委員会については、18人から17人ということで1名ずつ減ずるというような条例の改正案でございます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(青柳宗五郎君) 議員提出議案第2号について、9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) それでは、提案理由の説明をします。 議員提出議案第2号の意見書の提出について。 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求めることについて、内閣総理大臣、厚生労働大臣に対し、別紙(案)のとおり意見書を提出するものであります。 平成30年3月13日提出 提出者 仙北市議会議員 黒沢龍己 賛成者    〃    平岡裕子        〃    高橋 豪        〃    伊藤邦彦        〃    真崎寿浩        〃    八柳良太郎 次のページをごらんください。 最低賃金の改善と、中小企業支援の拡充を求める意見書(案) 要約して説明します。 地域別の最低賃金は、地方と最も高い東京との格差が、時間額で221円まで広がっている。このことが、地方から労働力の流出を招き、地方の高齢化と地域経済を疲弊をさせる要因となっています。 中小企業への助成や融資、単価改善につながる施策の拡充並びに最低賃金の改善は、景気刺激策としても有効である。 以上を踏まえ、下記事項について、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。                    記 1.ワーキング・プアをなくすため、政治決断で最低賃金を大幅に引き上げること。 2.「全国一律最低賃金制度」の確立など、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。 3.中小企業への支援策を拡充すること。中小企業負担を軽減するための直接支援として、中小企業と、そこで働く労働者の社会保険料負担や税の減免制度などを実現すること。 4.中小企業に対する大企業による優越的地位の濫用、代金の買い叩きや支払い遅延等をなくすため、法整備を含む具体的な対策を講じること。 平成30年3月13日 秋田県仙北市議会議長  青柳宗五郎 以上の趣旨に賛同の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 よろしくお願いします。 ○議長(青柳宗五郎君) 質疑を行います。 初めに、議員提出議案第1号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第2号について、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号については、それぞれ議会運営委員会及び産業建設常任委員会の委員全員による提案ですので、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略します。 これから討論を行います。 初めに、議員提出議案第1号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 次に、議員提出議案第2号に対する討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第53、議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 日程第54、議員提出議案第2号 意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第2号 意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 これで本定例会の日程は全て終了をいたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(青柳宗五郎君) 市長から発言の要請がありますので、これを許可します。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 2月19日に開会をした平成30年第1回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会に提案をさせていただいた多数の議案について、活発かつ慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。 会期中に議員の皆様からいただいた多くの御意見を尊重し、また、御指摘の事案など、見直しを急ぎたいと思います。御理解と御協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。 お疲れの中で大変恐縮でありますが、数点について議会の皆様に御報告を申し上げます。 まず、秋田駒ヶ岳の火山状況についてであります。 秋田駒ヶ岳で3月6日から3月12日の7日間で火山性地震を含む低周波地震を6回感知したことから、昨日午前11時50分、仙台管区気象台は秋田駒ヶ岳火山状況の開設情報、臨時であります、を発表しました。ただし、気象庁の噴火警戒レベルは1、これは活火山であることに留意のままであります。大きな対応をとる変化ではないとのことであります。しかし、この発表を踏まえ、仙北市は気象庁から出された情報を広く皆様に周知することが第1と考え、雫石町を初め関係機関と情報を共有するとともに、市のホームページに現状を掲載しております。今後も引き続き火山情報の変化を注視したいと思います。 次に、カラ吹き源泉事故慰霊の集いについてであります。 平成27年に発生をしたカラ吹き源泉事故から3年が経とうとしております。あの痛ましい事故を二度と繰り返さない思いで多くの対策を講じてきましたけれども、3月18日に、昨年建立をしたアルパこまくさ近くの慰霊碑前で御遺族、市関係者による慰霊の集いを開催いたします。改めて哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈り申し上げます。 次に、JR東日本と田沢湖角館観光協会等との人事交流についてであります。 この4月からJR東日本秋田支社に市職員1名を派遣予定であります。JRが蓄積をする旅客、観光のノウハウを現場で学ぶとともに、JRが有するリアルタイムの情報を共有し、これを仙北市の観光事業に生かすこと、さらにはJRとのこれまでの連携を、より強固にすることが目的であります。 また、JRからは、4月1日発足をする田沢湖角館観光協会に専務理事として職員を迎える予定であります。 次に、高橋優さんのコンサートの誘致についてであります。 高橋優さんは、横手市出身で全国的に人気のあるシンガーソングライターとして活躍中でありますが、過去2年、秋田県内でミュージックフェスティバルを開催しております。2018年の開催地を現在検討中ということでありまして、田沢湖観光協会を初め仙北市の有志が誘致活動を行っております。仙北市も候補地に挙がっているとの報告を受けております。正式な決定を待ちたいと思っております。 次に、田沢湖湖底調査の報告会についてであります。 2月20日、田沢湖クニマス未来館で、これまで田沢湖湖底調査を行った研究者等による報告会を開催しております。この湖底調査は、県の未来づくり協働プロプログラム事業の一環として、仙北市と秋田大学、高知大学などが2015年から堆積物採取や水中テレビロボットによる湖底観測などを行ったものであります。 報告では、玉川温泉水特徴と湖水の科学的変化の推移、湖底から採取をした約3メートルの堆積物が約7000年間の環境変化を記録していること、また、湖底の近い沈殿物はアルミとシリカの混合物で、玉川温泉水が流入したことで生成されたものと推測されるなど、いずれも興味深いお話でありました。 市民や研究者など約80人に参加をいただきました。参加者からも多くの質問や意見がありました。田沢湖再生の取り組みの輪が少しずつ広がっていることを実感できた会となりました。 次に、日本消防協会定例表彰、表彰旗受賞についてであります。 3月6日、日本消防会館ニッショウホールを会場に、第70回日本消防協会定例表彰式が開催され、仙北市消防団が優良消防団に授与される表彰旗を受賞しました。全国に2,209団ある消防団の中から38団に贈られた非常に名誉のある表彰であります。 今年度は自治体消防70周年の記念すべき節目の年でありまして、この年に、このような栄誉によくしたこと、仙北市消防団にとっても喜びは倍増だと思います。これまで郷土愛護に根差した活動に、重ねて感謝と敬意を表します。 また、表彰旗の受賞にあたり、心からお慶びを申し上げます。 次に、雪害対策部の対応についてであります。 仙岩峠での雪崩事案や雪害事故の多発を受けて、2月15日午前9時に雪害警戒部から雪害対策部へ格上げをし、全庁挙げての対応や関係機関との連携強化を図っております。この間、特に雪害では高齢者の事故が多発したことから、見守りや声かけ強化を徹底しました。現在までに新聞や市の広報紙へチラシの折り込みを3回、郵便局との協定に基づく集配時の見守り、声かけ活動の実施、各部・課による市内巡回の強化、防災行政無線、安全・安心メールを活用した市民への注意喚起などなどを行っております。 また、危険空き家の積雪情報を得る目的で、3月1日に行政連絡員へ調査を依頼し、市内各地から92件の通報がありました。順に内容を精査し、現場の確認やその対応に当たっております。 雪害事故については、今シーズンは死亡事故3件、負傷事故12件、この内訳は軽傷4件、重症8件が発生しております。亡くなられた方々には、心から哀悼の意を表します。 今後も春の融雪期を踏まえ、雪害事故防止のため、高齢者に対する見守り、声かけを中心に、引き続き市内の警戒強化に努めたいと思います。 次に、放課後児童対策事業についてであります。 市内7カ所で実施をしている放課後児童クラブについて、平成30年度の利用申し込みを受け付けたところ379人の方々から申し込みがありました。この中で生保内小学校で実施をしているしらかば児童会の申請者が105人となっています。支援員の配置が充足できない状況となっております。このため、生保内小学校5年生、6年生の利用希望児童については、4月から利用できない可能性も出てきております。早急に支援員の確保に努めたいと思います。 次に、田沢湖角館観光協会の発足についてであります。 市内3観光協会と田沢湖角館観光連盟が合併し、一般社団法人田沢湖角館観光協会が4月1日から始動します。これに伴い、田沢湖観光協会、角館町観光協会が指定管理者となっている仙北市田沢湖観光情報センターと仙北市角館駅前広場観光振興施設の管理業務は、新観光協会が引き継ぐこととなります。これについては直近の議会にて御承認を賜りたいと考えております。 また、4月1日にはオープニングセレモニーと祝賀会が予定されていると伺っております。市議会の皆様を初めとし、これまで御助力をいただいた関係各位とともに新組織の船出を祝福したいと考えております。 次に、農業と福祉の連携協定についてであります。 3月8日、社会福祉法人秋田福祉ハートネット、仙北市薬草生産組合、それから市との3者で農業と福祉の連携協定、農福連携協定と呼んでおります、これを結びました。障害者の就業機会の拡大、薬用作物の栽培強化、未作付農地解消に向けて有効な取り組みとなることを期待しております。 次に、農業を軸とした移住・定住推進についてであります。 JR東日本の御協力をいただき、農業を軸に都市生活者と仙北市民の交流を加速し、体験ツアーから移住・定住者の獲得を視野に入れた農地活用事業を始めたいと考えております。明日でありますが、3月14日にはJR東日本秋田支社と仙北市農山村体験推進協議会、それと市の3者で共同記者会見発表を行いたいと考えております。 次に、日本航空株式会社、JALであります。JALと株式会社百戦錬磨と連携をした地方活性化活性プロジェクトについてであります。 インバウンド対策も含めて活発な活動を行っている仙北市農山村体験推進協議会と農村滞在型旅行を支援するJAL、また、農家民宿業務を拡大する百戦錬磨が連携し、新たな共同事業をスタートさせたいと考えております。 農家民宿と豊かな地域資源を効果的に活用し、地方創生の推進、交流人口の拡大による地域活性化につなげたいと考えています。この記者発表は3月26日に開催する予定であります。 次に、角館高野地区の水質調査と改善対策についてであります。 同地区市民の皆様に御協力をいただき、昨年、地下水の水質調査を行っております。調査対象50世帯中、先ごろ出た分析結果では、27世帯が飲用不適との内容であります。広範囲にわたり、また、大変に深刻で緊急対応する必要があるというふうに考えております。 この事態に対応するため、平成30年度から水道事業を導入し、改善対策に着手したいと考えております。対象地区は山谷川崎地区、給水人口269人で、必要な手続を急ぎながら予算をできるだけ早期に提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、高雄国際マラソンについてであります。 台湾との国際交流の進化、また、田沢湖マラソンの国際化に向け、仙北市として初めて高雄国際マラソンに選手を派遣させていただきました。高雄国際マラソンは、世界から3万人が参加するマンモスマラソンであります。今回は2月25日に開催され、松本成年さん、角館の方であります、この方がフルマラソンの部に。また、友永千春さん、この方も角館の方であります、が、ウルトラハーフマラソン、これは25キロメートルであります、の部にそれぞれ出場をし、5キロコースに参加した随行の市職員も含めて全員が完走しております。選手派遣には、倉橋副市長、高橋スポーツ振興課長も同行し、高雄市政府関係者等との面談も行っております。ことしの田沢湖マラソンには、高雄市からランナーが参加すること、あわせて今後もマラソン交流を続けていくことなどを確認しております。 2018FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわこ大会についてであります。 3月3日と4日の両日、田沢湖スキー場で4回目の開催となるFISフリースタイルスキーワールドカップが開催されております。世界13カ国から選手71人、コーチ等合わせて110人をお迎えし、3日のモーグル競技、4日のデュアルモーグル競技で熱戦が繰り広げられました。 今大会は、平昌オリンピックで銅メダルを獲得した原大智選手を初めとしたメダリストが終結し、2日間延べ1万人を超えるお客様に来場をいただきました。現在、世界ランク1位のミカエル・キングズベリー選手を第7戦で破った堀島行真選手がモーグルとデュアルモーグルの2冠に輝くなど、日本選手の活躍が目立った大会となりました。 大会2日前には悪天候によるコース周りの壊滅的な被害を受けまして、大会自体の開催も危ぶまれましたけれども、大会関係者の懸命なコース復旧により、無事開催することができました。また、歓迎レセプションには、議会の皆様にも参加をいただきました。御尽力をいただいた全ての皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 次に、森と遺跡の展示室についてであります。 3月1日、森と遺跡の展示室がJR田沢湖駅の2階にオープンをしました。田沢湖郷土史料館に収蔵していた潟前遺跡、黒倉遺跡の貴重な資料などを移設し、一般公開をしております。展示は、イラストなどでわかりやすい展示となっております。オープン後も見学された皆様方から大変な好評をいただいております。今後は、さらに小・中学校の授業活用や市民や観光客の皆様にごらんをいただけるようPRに努めたいと思います。 平成29年度もいよいよ終盤となりました。そして、平成30年度が間もなく始まります。施政方針で申し述べたとおり、これまでまいた種に花を咲かせ、そして実を結ぶために、これまで以上に職員ともども一丸となって市政発展に努力をします。 議員の皆様は、市議会議員の選挙も控え、何かと多忙な中での定例会だったと思います。それぞれの皆様が思い描く来月をお迎えいただけますよう心から御祈念申し上げます。 仙北市が一歩も二歩も前進する平成30年度となりますよう、市民の皆様方の一層の御指導、御協力も重ねてお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これまで4年間にわたる議員各位の御協力に心から感謝を申し上げる次第でございます。 また、門脇市長を初めとする参与の皆様にも、重ねて感謝を申し上げる次第であります。 これまで市当局には、大変厳しい意見を申し上げてきました。これもどうか市民の声を代弁する議員の責務と御理解をいただきたいと存じます。 また、本市の財政は逼迫しておりますが、仙北市民のために、あらん限りの知恵を絞り、より一層の御尽力を賜りますよう切にお願いをしたいと思います。 私ども任期中、最後の定例会にあたりまして、感謝とお礼を申し上げまして、本日の会議を閉じ、平成30年第1回仙北市議会定例会を閉会します。御苦労さまです。                             (午前11時50分)  以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    平成  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...